
・ブログでは絶対に設定した方がいいの?
このような悩みを解決します。
結論としてブログを書くのであれば、パーマリンクの設定は絶対にしておきましょう。
理由は、記事のURLが見やすくなるからですね。
これだけでは「どういうことか分からん…」という方は、ぜひ記事をご覧ください。
本記事を読むことで、パーマリンクについての基礎知識や、設定方法がマスターできますよ。
・パーマリンクを設定しない場合の注意点
・ブログのパーマリンク設定方法
・【初心者必見】パーマリンクの決め方
ブログのパーマリンクとは
ブログのパーマリンクとは、一言で言えば記事の住所ですね。
もっと細かく言えば、マンションの部屋番号のようなものと言えます。



例えば、「パーママンション」というマンションがあったとします。(名前のダサさはご愛嬌)
このマンションの「101号室」と「201号室」に住む人に手紙を出すことになりました。
この場合、住所の書き方は以下のようになります。
- A県B市Cが丘 パーママンション101
- A県B市Cが丘 パーママンション201
マンション名までの住所は同じですが、部屋番号だけは違いますよね。これがブログにも、そのまま当てはまります。
- https://ryog.net/entry/writing-fast-method
- https://ryog.net/entry/university-chinese
これは僕の書いた記事のURLですが、末尾の言葉が異なっています。この部分がパーマリンクとなるのです。
パーマリンクを設定しない場合の注意点
パーマリンクを設定しないと、どのような注意点があるのでしょうか。主に、下記のデメリットがあります。
- Googleに嫌われやすい
- 瞬時に記事内容を理解できない
- ブログを公開した後に修正するのは危険
3点をそれぞれ見ていきましょう。
Googleに嫌われやすい
実際、パーマリンクの設定ができていなくても、SEO対策の面では大きな影響がありません。
ですが、Googleによると以下のように書かれていました。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。(Search Console ヘルプ)
分かりやすくまとめると、以下の通りですね。
- URLはシンプルにしよう
- 人間でも理解できるURLにしよう
つまり、URLを見た人が記事内容を識別できるようにするために、パーマリンクを設定した方がよいのです。



瞬時に記事内容を理解できない
パーマリンクは変更しなければ、文字化けのような状態になってしまう可能性があります。
実際に例を挙げてみましょう。
- https://ryog.net/entry/save-money
- https://ryog.net/entry/E3%9E%8D%E3%88/
この2つのURLがあったとします。上の方は「save money」とあり、節約に関する記事と分かりますよね。
一方で下のURLは、ただの数字や記号を並べた状態で、全く意味がわかりません。
ブログを書いた後にパーマリンクの設定をしなければ、ここまで差が出てしまう可能性があるのです。
ある意味URLはタイトルとも似たような力を持つので、しっかり直しておくとよいですよ。



ブログの公開後に修正するのは危険



書き換えた方がいい?
すでにパーマリンクを設定せずに書いた記事を修正するのは、おすすめしません。理由は以下の2つですね。
- 記事の評価がゼロになる
- 貼っていたリンクがエラーを起こす
URLのパーマリンクを途中で変えてしまうと、それまでに積み上げたSEOの評価が無効になってしまいます。
LINEは機種変更すると、トーク履歴が全部消えてしまいますよね。あれと似たようものです。
SNSや他の記事に張っていたURLも機能しなくなるので、公開後のパーマリンク変更は非常にもったいないです。



ブログのパーマリンク設定方法
ブログのパーマリンクを設定する方法を紹介します。筆者の利用しているWordPressで見ていきましょう。
手順は非常に簡単です。
- WordPressのダッシュボード画面を開く
- 左のメニュー欄から「設定」→「パーマリンク設定」を押す
- 「カスタム構造」をチェック
- 入力欄に「/%postname%」と入力する
- 「変更を保存」を押す
- 記事投稿画面で確認する
数分でできてしまうので、今すぐやってみましょう。
パーマリンク設定を押す
黒いメニュー欄から「設定」にカーソルを合わせると、「パーマリンク選定」のボタンが現れます。
カスタム構造にする
「カスタム構造」を選ぶと入力欄が現れるので、「/%postname%」と入力しましょう。



パーマリンク設定ができたか確認
保存ができたら、左のメニュー欄から記事の「新規追加」というボタンを押して確認してみましょう。
タイトルの部分に文字を入力すると、上のようなパーマリンク設定バーが表示されるはずです。
後は記事を作成するたびに、ここのパーマリンクを変えていけば完璧ですよ。



【初心者必見】パーマリンクの決め方
パーマリンクの決め方って迷いますよね。自分の好きなように決められるとなると、なおさら焦ります。
筆者が普段から実践しているパーマリンクの決め方は、下記の通りです。
- タイトルのキーワードをいくつか抜き出す
- Google翻訳を使って英語に直す
- 単語をハイフンでつなぐ
この3つだけで大丈夫です。慣れてしまえば、1分もかからずにパーマリンクを設定できてしまいますよ。
タイトルのキーワードをいくつか抜き出す
パーマリンクは見やすさを意識して、1〜3単語で設定するように心がけるのがおすすめです。
入力する言葉が長すぎると複雑なURLになってしまうため、なるべく短めの言葉にしましょう。



ブログタイトルの決め方で悩んでいたら、以下の記事を読めば即解決です。
>>ブログ記事タイトルの決め方7選【これさえ抑えれば大丈夫】
Google翻訳を使って英語に直す
パーマリンクを日本語で入力するのではなく、アルファベットで入力してください。
日本語はSNSなどでURLを紹介したときに文字化けしてしまい、URLが長くなるリスクがあります。
「英語が苦手で、言葉をうまく訳せない…」という方は、Google翻訳を使いましょう。
翻訳結果をコピーしてしまえば、スペルミスを気にすることもないので楽です。
単語をハイフンでつなぐ
複数の単語をパーマリンクに設定する場合は、ハイフン(-)で結ぶようにしてください。
Googleのサイトを読んでみたところ、ハイフンを使うのがおすすめだと記載されていました。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。(Search console ヘルプ)
パーマリンクは必ず設定しよう:まとめ
パーマリンクが重要な理由や、設定方法などについてまとめてきました。
特に覚えておいてもらいたいのは、以下の4点ですね。
- パーマリンクはURLの一部
- ブログ初心者のうちに設定必須
- 読者に分かりやすく伝えるためにも設定すべき
- 日本語よりも英語でパーマリンクを設定するのがよい
パーマリンクの設定はたった数分で行えますが、後から修正しようとするとSEOにも影響のある重大な設定です。
ブログ初心者の方は本記事を参考に、ぜひ変更作業をしておいてくださいね。
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