



直帰率はどう下げればいいの?
このような悩みを解決します。
今回の記事で解説する『直帰率を下げる方法』を理解すれば、あなたのブログはもっと伸びるようになりますよ。
なぜならブログ歴半年の筆者は、これから紹介する方法を使って直帰率を2ヶ月で15%も下げられたからです!
これによってブログの平均滞在時間も伸びたため、良いことだらけになりました。
- ブログの直帰率とは
- 直帰率は高いと良くない?
- 直帰率を下げるコツ
直帰率を下げたくて悩むブログ初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブログの直帰率とは
ブログにおける直帰率とは、「サイトに来た読者が他の記事を見ることなくサイトから出て行ってしまう確率」です。
もっと簡単にいうと、あなたの記事を1記事しか読まずに出ていった割合を表しています。
直帰率はどのように算出されるかというと、以下の計算だけです。



直帰率の確認方法
「ブログの直帰率って簡単に見られないの?」と感じた方、Googleアナリティクスを見れば瞬殺です。
アナリティクスを開いたら『オーディエンス→概要』を押せば、下記のような画面になります。
ここの直帰率を見るだけです。こちらのサイトは以前の直帰率が90%弱だったので、かなり下がりました。



直帰率と離脱率の違い
直帰率に近い割合の指標として、離脱率があります。
これらの違いがイマイチ把握できていない方も多いので、説明していきます。
- 直帰率:1ページしか見なかった割合
- 離脱率:他のページを見てから最後のページとなった割合
上記の通りですね。あなたのサイトを1ページしか見なかったか、複数ページ見たかが大きく関わってきます。
図で表してみると、こんな感じになります。



詳しい直帰率の説明については、「アナリティクスの用語解説」にまとめておきました。
直帰率は高いとまずい?



直帰率が高いというのは、サイトから離れてしまう人が多いというわけです。
しかし必ずしも直帰率の高さが悪い影響を及ぼすとは考えられません。
直帰率の高さがもたらす効果について、良い面と悪い面を見てみましょう。
- 良い直帰:アフィリや広告の外部サイトに読者が飛んだ
- 悪い直帰:記事の質が悪かったため、サイトから出ていった
大きく分けて、この2つが関わってきます。
もしも直帰率の高いページがアフィリエイト記事なら、読者をしっかり誘導できている完璧な記事といえるでしよう。
一方で読者が「この記事、読みづらくてマジ無理」とネガティブな印象を受けて出ていったなら、明らかにマイナスです。



直帰率の目安
直帰率の目安については記事によっても大きく変わる場合があるため、ひとまとめにしては言いづらいです。
ですがCXLというアメリカのマーケティング会社によると、直帰率の目安は以下のようになっていました。
ネット通販サイト | 20%〜45% |
採用サイト | 30%〜55% |
LP(まとめページ) | 60%〜90% |
ブログ | 65%〜90% |
ブログの場合は65%から90%という結果になりました。
ですがサイトを幅広くみてもらうという意味では、65%前後が目安としては良いでしょう。



【初心者向け】直帰率を下げるコツ5選
直帰率を下げるコツについて、ブログ初心者向けに解説していきます。
- 広告を減らす
- 導入文を整える
- 画像を多めにする
- 見やすい記事を書く
- 内部リンクを多くする
1つずつ詳しく解説していきますね。
①広告を減らす
ブログ初心者の方は「なるべく収益を出したい!」と思って、アドセンス広告を多く貼りがちです。
ですが読者にとっては欲しい情報とは関係がなく、邪魔だと感じるかもしれません。
なのでおすすめなのは、下記の3点ですね。
- H2見出しの上に貼る
- 1記事に広告は4つまで
- 記事タイトル直後に貼らない
特に「記事タイトル直後のアドセンス広告」は避けるのがおすすめです。
例えばスマホで、以下のようなブログ記事を開いたとしましょう。
記事を開いた瞬間、広告のせいで書き出しの文章が隠れていると不信感を抱きやすいので注意です。



②導入文を整える
ブログを読みに来る人が記事で最初に目にするのが導入文です。
冒頭が丁寧に書けているかで、読者が本文を読み進めていくかどうかが決まります。
「導入がうまく書けなくて悩んでいる…」という方は、PREP法を意識してみましょう。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
この順番を意識して導入文を書くだけで、一気に直帰率の下がる文章が完成です。
具体例については、「PREP法を使ったブログの書き方」で詳しく紹介しています。



③画像を多めにする
読みやすいブログの特徴に、画像を多めに入れているという点が挙げられます。
文章ばかりが永遠と並んだ記事では、読んでいて退屈ですよね。
読みづらいと判断されれば記事から出ていってしまう人も増えるので、画像は積極的に使いましょう。
特に抑えて欲しいのは、H2見出しの直後には絶対に画像を挿入してください。
このような画像ですね。読者も新しい内容に入る前に、一呼吸置けます。
見出しに挿入する画像で迷っているなら、「無料のフリー画像サイト」で詳しくまとめています。



④見やすい記事を書く
見やすい文章というと大ざっぱに聞こえるので、詳しくは下記の感じです。
- 適度に改行
- スマホ表示で確認
- 太字やマーカーの使用
この3つを取り入れるだけで読むのが楽しく、直帰率も下がる記事に早変わりしますよ。
パソコンでブログを書いているとスマホ目線を忘れがちですが、読者のほとんどはスマホから閲覧します。
「改行がスマホ表示だと崩れてしまう…」なんてケースも多いです。
Chromeでブログを書いているなら、適度に「F12」キーを押してスマホ表示の確認をしましょう。



⑤内部リンクを多くする
直帰率を下げるのに大切なのは、他のページも見てもらうことです。
そのために記事内には自分の他ページにつながる内部リンク導線を貼っておきましょう。
関連する情報が多いということはSEO対策としても効果的なので、非常におすすめです。
内部リンクを貼る時に注意すべき点は下記の3点ですね。
- リンクへの誘導文は丁寧に書く
- カードタイプのリンクは使わない
- 記事内容と無関係のリンクを貼らない



直帰率を下げるコツ:まとめ
直帰率が下がるということは、それだけ記事の情報が有益という証です。
最後に記事内容をまとめます!
- 直帰率は1ページしか読まなかった割合
- 記事によっては直帰率が高くても問題なし
- 直帰率の目安は65%前後
- 読みやすい記事を書く
- 内部リンクを設定する
読者目線を最優先した記事を書けば、直帰率の心配はまったく必要ありません。
読者目線で見やすい文章の書き方について悩んでいたら、以下の記事もぜひご覧くださいね!



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