
今回の記事はこのように悩んでいる大学生に向けた内容となっております。
多くの大学生はバイトをしている人が多いと思います。「友達と遊びに行きたいから」「接客業を通していろんな人と関わりたいから」「好きな服が欲しいから」など、お金が欲しい理由は人それぞれです。
そんな大学生が学年が上がっていくごとに気になるであろう疑問、それは
「インターン始めた方がいいのかな?」
という悩みです。現在僕は大学2年生で長期インターンをしているのですが、同級生にそのことを話すと
「2年からインターン⁉意識高いなー。俺もそろそろ始めよっかな」
大抵こんな感じの返事がきます。では本当に長期インターンはやるべきなのか?
僕の結論として、「将来〇〇の仕事がしたいから、このスキルを高めたい」という目的があれば長期インターンはすべきだと思います。
というわけで、なぜ僕がこのように考えるのかについて解説していきます。
それではまいります。
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インターンについての基本情報
はじめに、インターンがどういったものなのかを確認してみましょう!
そもそもインターンって何?
まずはインターンの意味を調べてみました。日本で有名な就活サイトであるリクナビは、以下のように定義していました。
インターンシップ(インターン)とは、就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができる制度です。
社会に出る前に経験しておくことで、実感を伴った仕事研究、企業研究、業界研究ができることになり、より納得のいく企業選びにつなげることが期待できます。



大学生の時点で会社を見学したり仕事をしたりすることで、自分にこの仕事が合っていそうかを確認することだと考えています。
短期インターンと長期インターンの違いは?
インターンについて調べていると、短期と長期の2種類が出てくると思われます。この違いはその名の通り、インターンを行う期間が違うというのもあります。
ですがそれ以外に大事なのは、短期と長期でインターンの内容も変わるということです。
僕が今やっている長期インターンだと、大学生である限り特に契約期間の定めはないため、学生という立場であっても社員さんと同等の仕事を任されます。なので一社員として働くことになります。
一方で、短期インターンの場合は数日から1週間ほどの期間が決められています。他に申し込んだインターン生と共に会社側が用意したテーマについてのディスカッションを行ったりします。
1日だけの短期インターンだと、「インターン」という名前を借りただけの企業説明会というケースも少なくありません。



僕が長期インターンを選んだ理由



このように感じた方のために、僕が長期インターンをしている理由を説明します。
ライティングのスキルを身に付けたかったから
実際、一番の理由はこれです。
僕は2019年の4月ごろに偶然、ブロガーのマナブさんが「未来の稼ぎ方」について紹介するYouTubeを見たことで、自動化されない仕事をしている人の価値が高くなるということを知りました。
それまでは将来について全く考えていませんでした。しかし、この動画がきっかけでノマド生活に憧れるようになり、まずはブログを書くための基礎にもなるライティング力を身に付けようと思ったのです。
そしてライティング力を高められる方法を探していたところ、長期インターンであれば大学生でもウェブ記事作成ができると分かり、応募しました。短期インターンと違って長い期間でじっくり働くため、大学1,2年生であっても応募しやすいというのも良かったです!
ノースキルでも始めやすかったから
これも非常に重要な理由でした。
ウェブ記事の作成をするにあたってはパソコンでの作業が不可欠です。一方、インターンを始める前は大学の課題レポートを書くくらいにしかパソコンを使うことがなかったため、パソコンを使う作業は苦手なほうでした。
そのため「パソコンに慣れていない状態でいきなりライティングの案件を受けても絶対にくじけて続かない」と思っていたのです。
ですがインターンであれば大学生のスキルアップや成長が目的とされているので、その分野において未熟な状態でも、やる気があれば受け入れてもらえるのです!
簡単に言えば、長期インターンは自分の習得したいスキルを学習できる学校のようなものなのです!



お金がもらえるから
これは長期インターンならではのメリットです。大学生は出費も多いため、お金が欲しいと感じることも多いです。そうなると、



と思われるかもしれません。何か新しいことを学ぼうとするにはお金がかかると思っている人も多いでしょう。
例えば、スイミングスクールに通うことになったとします。この場合、「泳げるようになる」というスキルが欲しくて通いたいと思ったはずです。しかしスクールに週1で行こうとすれば、月に5,000円~8,000円ほど月謝を払わなければなりません。



一方、長期インターンはアルバイトのように働いた分だけ給料がもらえる場合がほとんどです。つまり、自分が身に付けたいスキルを学びながらお金ももらえてしまうという神レベルの待遇なのです!
これって本当にすごくないですか?
このように長期インターンはライティング力を磨きたい自分にとって最高の制度だったのです!
長期インターンとバイトはどちらをすべき?



さて、ここからが本題となります。長期インターンとバイトのどちらがオススメなのか?僕は今インターンをしていて満足だとお話ししたため、「バイトよりもいいじゃん」と感じた人もいるでしょう。
でも、どちらがオススメなのかは人によります。
将来やってみたいことが決まっていて、その仕事がインターンでできるのなら長期インターンをお勧めします。
逆に将来やってみたいことが決まっていなかったり、「何となくインターンの方がよさそう」と考えているだけだあればバイトを続けた方がいいです。
一番長期インターンをすべきではないのは「意識が高そうに思えるから」、「就活で有利になりそうだから」と考えている人です。
では僕がそのように思う理由を解説していきます。
バイトは自分の好きなことがしやすい
バイトって様々な職種がありますよね!
筋トレが趣味の人であれば、スポーツジムのインストラクターをすることができます。
大人っぽい雰囲気の場所が気にになるなら、バーや高級料理店で働くこともできます。
ゲーム好きなら、バグを見つけるデバッグのバイトもいいですね。
このように、バイトはコンビニやカフェといった有名な職種以外にもたくさんの仕事が可能です。
特にバーのバイトであれば、将来バーテンダーにならない限り働くことは一生ないでしょう。「興味ある!」と思ったことをしやすいのが大学生のバイトの特徴ではいでしょうか。
特にやる気がなくても無理をして「長期インターンをしないといけないのでは…?」と悩む必要はありません。せっかくの大学生活なのですから、やってみたいバイトがあれば積極的に挑戦するのがいいですよ!



もし僕のように「記事を書くのが楽しそう!」と感じていたり、「建物が好きだから不動産会社で働きたい!」と考えているのであれば、ライティングのインターンや広告代理店の営業インターンを選んでみるのがいいでしょう。
インターンをしても社会はわからない



インターンをするか悩んでいてこのように思っている方、それは間違っています!
確かに大学で勉強するのと異なり、長期インターンなら会社という環境下でビジネスを学ぶことができます。これは就職後の仕事のイメージを具体的にするためにも有効だと考えられます。
しかしインターンははビジネスの中の社会を知ることができるだけであって、日本社会全体を知ったことにはならないのです。
例えば玩具メーカーでインターンをしたとします。そこではおもちゃの宣伝や新商品の企画など、どのような流れで販売されるまでに至るのかを理解できることでしょう。
では、このような玩具はどのような人がターゲットになるのかを考えてみましょう。多くの場合、小さい子どもがターゲットになるはずです。
これを踏まえた上で玩具メーカーを見てみると、職場には小さい子どもはいないと思います。ターゲットは子どもなのに、会社にいるのは大人だけ。これだけでは社会を知ることができたとは言えないでしょう。
それならばトイザらスのような子どもも多く来店するおもちゃ屋さんでバイトをした方が、本当に喜ぶ商品が何か分かり、直接子どもと接することでターゲットと目線の合ったリアルな経験を積むことができます。
この場合、玩具メーカーでのインターンよりも、おもちゃ屋さんでのバイトの方が社会を知る体験ができているのではないでしょうか?



就活目的で長期インターンはすべきではない
この記事の冒頭でもお話しした通り、多くの大学生は「インターン」と聞くと就活対策のためのプログラムだと勘違いしている人が多いです。
でも僕はこの捉え方をしたまま長期インターンに参加しても、長期インターンならではの醍醐味を味わえないのでは?と考えます。
短期インターンでは、それこそ企業説明会的な意味合いを込めたプログラムも多くあるため、就活対策のために参加するのは正しいと思います。受けようと思っている企業の短期インターンに1度も参加したことがないと、選考で不利になるケースもあるそうです。
一方で長期インターンはやはり、興味の持った分野のスキルを伸ばしたいという思いがないと、続けるのは大変です。
インターン生はほとんど社員さんと同等の裁量権を与えられるため、バイト以上に会社への貢献度は高くなります。



自分一人で試行錯誤して改善していける分、責任感もより必要になります。自分の取り組みが会社の売り上げに影響してくる場合もあります。
そのため安易な気持ちで長期インターンを始めてから、後で「自分には向いていないな~」と思っても遅いです。それに有給インターンの選考はバイトよりも厳しいため、そもそもインターンの面接に受からないでしょう。



長期インターンをするにあたっては、本気で「自分の能力を高めたい!会社で通用するか試したい!」という思いが必要です。
長期インターンに関するQ&A
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!長期インターンとバイトの違いを理解していただけたのなら嬉しいです。
ここでは、長期インターンを4か月している僕が、友達などによく聞かれる質問をまとめてみました!
Q. 給料はどれくらいもらえるの?
A. バイトとほとんど同じ給料ですよ!
僕は都内のウェブ系企業で長期インターンをしているのですが、現在の時給は1,020円です。東京都の最低賃金が1,013円(2019年11月現在)なので、給料面ではバイトをしている友達とほぼ変わらないです。
Q. インターンをしている大学生はどれくらいいる?
A. 10人以上いますよ!
僕が働いている会社はインターン生を積極的に受け入れていることもあり、多くの大学生がいます。みんな在籍している大学もバラバラなので、お互いの大学情報を交換をする良い機会にもなります!男女比は3:7くらいで、女性の方が多いです。
Q. 長期インターンの申し込み方法は?
A. インターネットから応募しました!
大学のキャリア支援室でも申し込みができる企業はありますが、基本的には長期休みに実施される短期インターンが多いです。
自分にピッタリの職種を見つけるためにも、インターネットの長期インターン求人サイトで探してから応募するのがいいと思います!
僕は長期インターンシップに申し込んだ時はキャリアバイトを利用しました。大学生に人気のマーケティングや広告、コンサルティングなど様々な職種の長期インターンが多く掲載されています。



以下に公式サイトへのリンクを載せたので、自分に合いそうな会社を調べてみてくださいね!
Q. 面接ではどんなことを聞かれたの?
A. 志望動機がメインです!
僕がインターンをしている会社の面接は2回あり、それぞれ1時間くらいの長さでした。1回目の面接担当者は僕と同じ大学生でインターンをしている方で、2回目は社員さんでした。
1回目の面接ではその会社で長期インターンをしたい理由を答え、2回目の面接はライティング力を高めたい理由を答えました。後は担当者さんが話を広げて行ってくれる感じでした。
バイト面接と違って1つの質問に答えるとその回答に対してさらに質問をしてくるものが多かったため、けっこう焦りました(笑)
例えば志望動機で「ライティングのスキルを身に付けたい」と答えたら、「ライティングスキルをどのように活かしていきたいか」や「相手が共感してくれるような記事を書くにはどうすればよいか」などでしたね。



本気でインターンをしたいという思いを伝えればきっと合格できますよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?今回の記事内容をまとめるとこんな感じです。
- 長期インターンは身に付けたいスキルが明確にあればオススメ
- バイトは大学生のうちにしかできなさそうな仕事がしたいならオススメ
- 社会を知りたいならバイトをすべき
- 就活目的なら短期インターンがピッタリ
- 給料は長期インターンもバイトも変わらない
「インターンは3年生からしかできなさそう…」と思い、応募をためらっている1,2年生の方!長期インターンは大学1,2年生の方にこそオススメですよ!早い時期からインターンを通して将来でも役立つスキルを高めるのは非常に有効だと思います。
僕は大学2年の時にインターンを始められて本当に良かったと思っています!もちろん3,4年生の方も長期インターンに挑戦することで新しい体験をすることができるはずです。
この記事を読んで長期インターンが自分に向いてそうだと思った方は、キャリアバイトからぜひ応募してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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