
スピードの平均や上げ方を知りたい…。
このような悩みを解決します。
ページスピードはWebサイトにアクセスした際に、ページが表示されるまでの速さを表しています。
SEO対策の一環としても、ページスピードの速さは非常に重要な指標です。
今回はページスピードの重要性や測定方法、さらに速度を速める方法まで公開していきます。
本記事を参考にすれば、ページスピードを意識したブログを作れるようになり、SEO効果が期待できますよ。



・ページスピードを無料で測定する方法
・ページスピードの目安
・ページスピードを上げる改善方法
ページスピードとは
ページスピードとは、Webサイトにアクセスしてから実際にページが開かれるまでにかかる時間です。
つまりURLをクリックしてから記事が表示されるまでの速さを示します。
何かネットで調べ物をしていて気になるサイトを見つけた時、なかなかページが開かないとストレスですよね。
それこそページスピードが遅いサイトということになります。



ページスピードが大切な理由
ページスピードが重要視される最大の理由は、GoogleのSEO担当者が「ページ速度は大事」と話しているからですね。
「サイトを速くすればするほど、ユーザーの滞在時間が伸びたり、サイトでより多く行動したり、ほかのひとに勧めてくれたりする傾向にあるのは明らかだ。したがって、間接的には間違いなくランキング要因だ。」(海外SEO情報ブログ)
Googleの中の人が言っているということは、確実にSEOに影響を及ぼすポイントであるといえそうです。
やはりページスピードの速いサイトと遅いサイトがあれば、誰だって速いサイトを選びますよね。



ページスピードを無料で測定する方法
ページスピードはツールを使うことで、誰でも無料で測定が可能です。
おすすめのページスピード測定ツールは、以下の2つです。
- PageSpeed Insights
…PC版とスマホ版のスコアが見れる - Test my site
…スマホ版のページ速度秒数が見れる
どちらのツールもGoogleが公開しているサイトで、20秒もあれば調べられてしまいますよ。



PageSpeed Insightsで測定する方法
測定方法はいたって簡単です。まずはPageSpeed Insightsのサイトにアクセスしましょう。
そうすると「ウェブページのURLを入力」というボックスが表示されるので、好きなURLを入力します。
15秒ほど待っていると計測が終わって、サイトスピードの数値が表示されますよ。
速さの基準は以下の通りです。
- 速い…90〜100
- 標準…50〜89
- 遅い…0〜49



Test my siteで測定する方法
こちらも数十秒あれば測定できます。まずはTest my siteのサイトにアクセスしましょう。
そうすると「速度をテストするドメインを入力」というボックスが表示されるので、好きなURLを入力します。
計測が終わるとモバイル版でページを表示した際に何秒かかったかが分かります。
Google的には、2.5秒以下の「標準」と表示されれば問題はなさそうです。



ページスピードの目安
ページスピードは自分のサイトだけでなく、他人のサイトの速さも見ることができます。
ここでは「PageSpeed Insights」を使って有名ブログのページスピードスコアを確認し、目安を考えてみましょう。
2020年4月9日時点のトップページを比較してみました。
筆者もそうでしたが、スコア50台以上が出ていれば問題ないでしょう。



ページスピードを上げる改善方法
ページスピードを上げるために、どう改善すれば良いか気になっている方もいらっしゃるでしょう。
「実際に速度を測定したら、50台に届いていなかった…」と感じている方でも安心してください。
筆者はこれから紹介する方法を利用したことで、ページスピードのスコアが「27→54」と2倍になりました。
ページスピードを上げるために行ったのは、以下の2つです。
- 画像を圧縮する
- 画像を遅延ロードさせる
画像がサイト速度に大きく影響していることがわかりました。それぞれ解説していきます。
画像を圧縮する
ブログ記事に載せる画像は、フリー画像サイトや自分のスマホで撮った画像を使う人が多数だと思われます。
ですがこれらの画像をそのままアップロードすると、容量が重たすぎてページ速度を大きく落としてしまうのです。
そのためWordPressを利用していれば、プラグインを利用して画像を縮小&圧縮しておきましょう。
筆者が利用しているプラグインは、以下の2つです。
- Imsanity…縮小ツール
- EWWW Image Optimizer…圧縮ツール
Imsanity
「Imsanity」は導入しておくだけで勝手に大きい画像を縮小してくれる、最強のプラグインです。
特にスマホなどで撮った画像はサイズが大きいため、ブログにぴったりの大きさに変換してくれます。



EWWW Image Optimizer
「EWWW Image Optimizer」は、画像の不要な部分を取り除き、容量を減らしてくれるツールです。
すでに記事内で使っている画像も含めて圧縮してくれるため、画像をすべて貼り替える心配もいりません。



スマホ画像が重すぎる場合の対処法
それでも「スマホの画像は重すぎて、小さくならない…」という方は、ラインを使うことでさらに圧縮ができます。
詳しくは以下の記事で解説したので、ぜひご覧ください。
画像を遅延ロードさせる
画像圧縮に加えておすすめなのが、ページを表示させた時に画像だけ遅らせて表示させる方法です。
先に文章を優先して表示させることで、サイトのページスピードを速められてしまいます。
こちらはWordPressプラグインの「a3 Lazy Load」をインストールして、有効化すれば大丈夫ですよ。
一つだけ行う設定としては、setting欄にある「Image Load Threshold」の項目に、400という数字を入力しましょう。
これにより、読者にもストレスにならないほどの遅さで画像が表示されるようになります。



ページスピードでSEO対策しよう:まとめ
ページスピードが速ければ、読者のストレスも減らせてSEO効果が大いに期待できます。
今回紹介した「PageSpeed Insights」と「Test my site」でページスピード測定をしながら、しっかり改善していきましょう。
これを実践すれば、あなたのブログ記事は今まで以上に上位表示されるようになるはずです。



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