
・競合調査の方法も知りたい。
このような疑問を解決します。
ブログを書くにあたり、競合調査は必須です。
ですが意外と記事を書くことを優先してしまい、他の記事を確認しないこともあるのではないでしょうか?
今回はSEO対策に必要と知っていても省略しがちな、競合調査の重要性を確認していきます。
記事の後半では、競合調査をする際のコツについても紹介していきますよ!
・競合調査のコツとは
ブログの競合調査をする目的3選
競合調査の目的について、僕は以下のように考えます。
- ユーザー目線の記事を書きやすい
- ユーザーのイメージが付きやすい
- 必要な情報を認識しやすい
これらに3点について解説します。
①ユーザー目線の記事を書きやすい
SEO対策の一つに、「ユーザーの検索意図に合った記事を書く」というものがあります。
つまり、ユーザーが欲しい情報と自分が与えられる情報を一致させる必要があるのです。
上の図のように重なった部分が多くなるほど、ユーザー目線の良い記事になっている証拠です。
競合調査をすれば、「ユーザーの欲しい情報」が「自分の与えられる情報」に多く含まれているコンテンツを知ることが可能です。
自分の記事の成功確率を高めるためにも、競合調査は大切です。
②ユーザーのイメージが付きやすい
調べてみたキーワードで、上位表示されている記事はユーザーの悩みが解決されている可能性が高いです。
そのため、現時点ではユーザーの満足度が高い記事だと言えます。そこに書かれていた情報は自分の記事でも書いておくのが良いですね。
記事を読む人のターゲットを絞り込むためのペルソナ設定にも役立てられますね。
③必要な情報を認識しやすい
競合調査は、これから書く記事の情報に何を盛り込むべきかについて知るヒントになります。
例えば、「飲食店バイト」についての記事を書くとします。競合の上位3記事に目を通してみました。
赤色の「口コミ」と「面接対策」はいずれの上位記事にも含まれています。なので自分の記事でも触れておくのが良さそうですね。
また1位の記事には「時給」と「仕事内容」にも触れているため、自分の記事にも入れたいです。
記事構成の指標になる



確かに、キーワードサジェストを見れば一発で関連キーワードが分かります。
ですが競合の記事を見ることで、見出しの順番や分量などを参考にすることができます。
先ほどの例なら、口コミは一番上に書くのが良さそうですね。
競合調査は具体的な記事の構成を決める指標です。
ブログの競合調査をするコツ4選



競合調査のコツって、どのようなものか気になりますよね。僕が思うに、下記4つのポイントがあります。
- シークレットモードを使う
- 企業サイトはパス
- 競合の良い・足りない部分を探す
- 隠れ競合を考える
それぞれ見ていきましょう。
①シークレットモードを使う
普段Googleで検索をしていると、それぞれのユーザーに合わせた順位が表示されます。そのため、検索する人によって順位にばらつきが生じる可能性があります。
なのでGoogle本来の順位を表示させるためには、検索結果が残らないシークレットモードを使うのがオススメです。
以下のキーを同時に押すことでショートカットキーが表示できるので、ぜひ試してください。
ちなみに、その他の便利なショートカットキーについては以下の記事で紹介しています。
②企業サイトはパス
例えば、「京都 旅行」というキーワードで競合調査したとします。
どれも皆さんの知っている有名な会社のサイトでした。
このように会社の記事は上位表示されやすいため、個人ブログでは勝つのが困難です。
そのため、企業のサイトは競合調査を無視しても大丈夫です。
「京都 旅行」のように企業のサイトばかりが表示されてしまったら、キーワードを増やしたりテーマを変えた方がいいですね。
③競合の良い・足りない部分を探す
競合調査を行う上で最も重要だと思うのがこれです。
箇条書きを使っていたり実体験を書いているなどの良さそうな部分は、自分の記事でも取り入れてみましょう。
一方で、ここは「図を使った方が見やすいな」というように改善点を見つけるのも重要です。
他の記事には取り入れていない、自分だけの独自性を出すことができますよ。
④隠れ競合を探す
これは競合調査とズレるのですが、新しい視点を持つために必要です。
例えばネットフリックスの記事を書く場合、競合は自分以外の他のネットフリックスに関する記事だけではありません。
他の動画配信サービスだったり、映画館やDVDショップも競合となりうるのです。
このように幅広い視点で記事を書いていけば、ユーザーにもっと親切なコンテンツにできますよ。
競合調査の時間配分



こんな不安がある方もいるでしょう。事実、競合調査はやるべき事を押さえておけば10分程度で終了します。
1記事あたりの時間配分はこんな感じです。
- 記事のタイトルを見る(10秒)
- リード文を軽く読む(30秒)
- 記事の目次を見る(30秒)
- 記事の下までスクロール(50秒)
これを上から5記事やっていけば、丁度10分になります。
①記事のタイトルを見る(10秒)
タイトルでは、キーワードがどのように含められているかを確認します。読みやすさや長さも見ておくといいですよ。
②リード文を軽く読む(30秒)
リード文には、読者のどのような悩みを解決するかが書いてあります。
自分の解決しようと思っていた悩みと同じようなものか考えてみます。
③記事の目次を見る(30秒)
目次には記事内容の中心的な部分が書かれています。
どのような見出しの順番で記事が書かれているか見てみましょう。
目次のない記事なら記事本文を読んでいき、それぞれの見出しを読めばOKです。
④記事の下までスクロール(50秒)
「記事の内容」や「見やすさ」について見ていきます。
- 画像の入れ方
- 太字やマーカーの入れ方
- 文字の詰め方
僕はいつもこの3つを確認しています。
競合調査でいいとこ取りしよう
いかがだったでしょうか?今回の特に重要なポイントをまとめると、以下の通りです。
- ユーザの欲しい情報と自分の与える情報を近づける
- 上位の競合サイトに共通する項目は必ず入れる
- シークレットモードを使う
- 企業サイトには勝ちにくい
- 競合調査で独自性を探す
とりあえずこの5つだけは覚えておくと良いでしょう。
「もっと調査について詳しく知りたい!」という方は、リサーチに関するこの本がおすすめです。
特にアフィリエイトやマーケティングに興味があるなら、商品を売る思考法や戦略が満載なので役立ちますよ。
今回はここまでです。競合調査をしっかり行って、SEO対策を極めていきましょう!
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