
・もっと楽な気持ちになりたい…。
このような悩みを解決します。
・人見知りでも楽に生きる方法
この記事を書いている筆者は、人見知り歴=年齢の大学生です。
これまでの学校生活でも、自分の人見知りな性格が嫌になって、人間関係がつらかったことは何度もあります。
ですがようやく最近、自分の性格を受け入れられるようになってきました。
それは単に、「人見知りを無理して克服しなくても良い」と思えるようになったことが原因にあります。
人見知りはマイナスな印象を持ちがちですが、メリットもかなり多いですよ。
本記事では、人見知りの方でもプラス思考で生きていくための思考法に焦点を当てて、解説していきます。
人見知りが悪いことではない話
人見知りなのが悪いことではないと考える理由は、以下の3つです。
- 自分一人だけの話ではない
- 状況判断するのが得意である
- 他人の気持ちを考えて行動できる
これらについて解説します。
自分一人だけの話ではない
自分もそうですが、人見知りの方は心から信頼できる人が少ないと考えているかもしれません。
そのため人見知りについて悩んでいても、苦しい気持ちを相談できず一人で抱え込んでしまいがちです。
そうして不安が蓄積されると、「こんなに辛いのは自分だけではないか?」とマイナス思考になってしまいます。
でも安心してください。人見知りで苦しんでいる人は日本中、いや世界中にたくさんいますよ。
身近では自分一人だけだと思っていても、多くの人は不安を隠しながら生活しているのです。
筆者も「人見知りは誰にでもある性格」であると理解したことで、落ち着いて物事を考えられるようになりました。
状況判断するのが得意である
人見知りの方に多い特徴として、自分の振り返りをする機会が多いことが挙げられると思います。
- 相手を嫌な気分にさせなかったか気になる…
- 今とった行動は、周りから浮かなかったか?
- さっきの場面では、こういう発言をすれば良かったな…
そのため、今起きている状況を素早く判断して、自分を守ったり恥ずかしくない行動を意識できるようになります。
周囲の人から見れば「考えすぎだよ」と思われるかもしれませんが、だからこそ状況判断能力は人一倍高まるのです。
外部からの影響にも振り回されることが減り、自分の意思を持って考える能力が身につきやすいですよ。
他人の気持ちを考えて行動できる
状況判断と似ていますが、「相手がどう感じたか?」を真っ先に考えてしまうことは多いですよね。
人見知りの大きな原因に、他人からの目線が怖いことが挙げられます。
だからこそ目線を意識しすぎて、変な人間に思われないよう振る舞おうとしやすいです。
人前に立つと緊張してしまう特徴も、周囲を意識しすぎることが理由になるでしょう。
もちろん周りへのアンテナを張りすぎた結果、人間関係に疲れやすくなるというデメリットはあります。
ですが、他人の気持ちを理解して寄り添う力も格段に高いと言えますよ。
人見知りを受け入れて楽に生きる方法
人見知りな性格を簡単に克服するのは難しいです。
そのため、人見知りという事実を受け入れて、自分らしく生きる力を身に付けましょう。
具体的には、以下の通りです。
- プラス思考で振り返る
- 無理に話そうとしない
- 狭く深い関係の友達を作る
- 集団と関わることを減らす
それぞれ見ていきましょう。
プラス思考で振り返る
先ほど、人見知りの方は一つひとつの言動を振り返る傾向があると紹介しました。
でも多くの場合は悪かった部分のみを掘り下げてしまい、結果的に気持ちが落ち込む場合は多いです。
人見知りな自分に対して不満が溜まっているほど、この傾向は高まってしまいます。
そんな時は、あえてポジティブに振り返ることを心がけてみましょう。
例えばこんな感じです。
- 今日は5人と話ができた!
- 〇〇さんが「ありがとう」と言ってくれた!
- 自分の伝えたかったことを理解してもらえた!
苦手な人間関係だからこそ、小さなことも前向きに思い出して、幸せな気分になりましょう。
まずは、自分の中でポジティブ思考を身に付けることが大切です。
無理に話そうとしない
人見知りの方は、初対面の人と話すことが苦手だと言われますよね。
それと同じくらい、沈黙が続くことで不安になってしまう方もいるかもしれません。
「自分がいることで、場の雰囲気を壊しているのではないか?」と感じてしまうなどですね。
だからといって無理に話し始めようとすれば、気力を消耗してしまいます。
話をしたことで、逆に「変なことを言ってしまったかも…」と負のループに入ってしまったら最悪です。
なので、人見知りの方は無理に話をしようとしなくてもOKですよ。
話しができそうな話題になったら、自分のペースで会話に参加するようにしましょう。
聞き上手を意識しよう
人見知りの方は話をするのが苦手な分、話を聞くことであれば問題なくできるはずです。
話をする人がいれば、それを聞いてあげる人の存在も重要になってきます。
もっと言うと、聞き上手の人がいなければ、話上手な人の価値はゼロですね。
スピーチの上手い人が講演会を開いたとしても、それを聞きに来る人がいなければ無意味なのと同じです。
会話は話し手と聞き手の双方が存在することで成立するので、「聞き手のプロ」を目指すのも全然アリですよ。
話をすることで空回りしてしまうようなら、聞くことに専念した方が自分の良さを発揮しやすくなるでしょう。
狭く深い関係の友達を作る
人見知りな性格だと、コミュニケーションを取ることに否定的になりがちです。
そのため人と関わる機会が減り、友達が作れなくて悩んでしまう人も多いかもしれません。
ですが、友達の数によって幸福度が変わるとは考えられないです。
むしろ友達の数は少ない方が、より親しい関係になりやすいでしょう。
相手の気持ちをしっかり考えられる人見知りな性格だからこそ、少ない人数でも信頼できる友達は作りやすいですよ。
人見知りと友人関係について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてくださいね。
集団と関わることを減らす
人見知りの方が最も気疲れしやすい状況、それは集団でいるときでしょう。
大人数であったり話したことのない人ばかりの環境は、苦痛です。
集団に身を置いていれば、自分も人見知りを改善できると思うかもしれません。
ですが逆に人見知りの性格が強く現れ、ストレスに感じてしまう方が圧倒的に多いです。
大人数で過ごさなければいけない環境は、徐々に減らしていくのが有効ですね。
そのためには、以下のような場面に参加しないことも一つの手段だと思います。
- 飲み会や宴会
- 合宿や社員旅行
- 部活動やサークル活動
周囲に合わせることで自分が消耗してしまうなら、逃げてしまった方が楽に生きていけます。
人間関係に深く悩まず、自分が伸び伸び過ごせる環境が良いですね。
人見知りでも前向きに
いかがだったでしょうか?今回の記事で一番伝えたいことを以下にまとめました。
- 人見知りで悩む人はたくさんいる
- 人の気持ちを考えられるのは大切
- ポジティブ思考になろう
- 信頼できる友達を作る
人見知りなのが辛いと感じてしまう大きな理由は、自分が人見知りなのを受け入れられていない証拠です。
単なる自分の個性であり、人と比べて劣っているわけでも病気というわけでもありません。
ただ積極的にコミュニケーションを取るのが苦手なだけですね。
自分の気持ちに素直になって、これからの人生を楽に過ごしていきましょう。
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