
でも中国の飛行機に乗るのって不安だな…
今回の記事では、このような不安を抱えている方の悩みを解決する記事となっております。
結論として、安さ重視であればエアチャイナは非常におすすめです!
実際にエアチャイナで旅行をした僕が、実際に撮った写真と共に搭乗レビューを公開していきます。
それではまいります。
前書き
海外旅行をしようと思って航空券を調べる時に最安で出てくる航空会社、それはエアチャイナではないでしょうか?スカイスキャナーなどで調べていて、あの赤い鳥のようなロゴを見かけた方も多いと思います。
実際に、2020年の春休み期間にパリ旅行をすると仮定して、スカイスキャナーで航空券を調べてみました。検索方法は「2020年3月24日羽田空港出発、3月30日羽田空港到着のパリ(CDG)往復」です(2019年10月22日時点)。
下2つがパリまで直行便のエールフランス、上2つが北京経由のエアチャイナです。この日程の場合は、直行便と比較してエアチャイナは約4万円も安くなっています!とてもお得ですね!
次に、同じ日にちで羽田空港利用のシドニー往復航空券を調べてみました。
これは、一番上がカンタス航空の直行便で、下2つが北京経由のエアチャイナですね。これを比較してみても、最大3万円以上の差があることが分かります。
エアチャイナは拠点の北京から欧米豪に豊富なネットワークを持っています。それでいて航空券の価格も安いということで、エアチャイナに興味を抱くかとも多いと思います。その際にエアチャイナを選ぶか選ばないかを分ける最大の壁。
それは「中国の航空会社」ということでしょう。
皆さんは中国の飛行機にどんなイメージがありますか?
- 墜落しそう
- 機内が汚さそう
- 飛行機の遅延が多そう
- 日本語が通じなさそう
- 乗客のマナーが悪そう
何となく中国の大雑把な印象と重なって、いいイメージよりも悪いイメージの方が出てきやすいのではないでしょうか。事実、上記に挙げたイメージは過去の僕の主観でした(笑)
ですが今年の夏にヨーロッパ旅行をした時、ついにエアチャイナに乗る機会がやってきてしまいました。
数ある航空会社の中からエアチャイナをチョイスしたきっかけ、それはやはり破格の安さでした。



僕は2019年8月下旬に行きが羽田発⇒フランクフルト着、帰りがパリ発⇒羽田着の航空券を購入するべく、2019年の3月に航空券を調べていました。
半年前のその時期でさえルフトハンザやエールフランスといったヨーロッパの航空会社は18万円ほど、日系のANA、JALに至っては20万円を超えていました。8月ということもあって、値段がとても高い時期だったんです。
さらにこれは航空券料金だけなので、さらに空港使用料や税金も上乗せされます。もし選択肢がこれだけだったらヨーロッパ旅行を諦めていたかもしれません。
そんな中、エアチャイナだけは僕の希望をつないでくれました。航空券料金、8万円だったんです。18万じゃなくて、ただの8万です。以下がその時の予約状況です。
航空券料金、ほんとに8万でした。購入時にはやはり税金など追加されたのですが、それでも11万円台なら安い方です。
もちろん購入前は安全かどうかとか色々調べて悪い評判もたくさん見てきましたが、
「ほんとにクソみたいな飛行機だったら倒産してるはず」
と思って、最終的には購入してしまいました。
では実際にエアチャイナに乗ってどうだったのか?また乗りたいと思ったのか?僕なりの目線で評価していこうと思います。
2019年夏ヨーロッパ旅行の旅程表は以下の通りです。
CA422 2019/8/22 21:10 羽田(HND)発
2019/8/23 0:05 北京(PEK)着
CA965 2019/8/23 2:30 北京(PEK)発
2019/8/23 6:50 フランクフルト(FRA)着
(復路)
CA876 2019/8/31 12:30 パリ(CDG)発
2019/9/1 4:45 北京(PEK)着
CA181 2019/9/1 8:20 パリ(CDG)発
2019/9/1 12:30 羽田(HND)着
飛行機に乗る前~エアチャイナは安全?Q&Aで解説します~



というわけで、実際に2019年の夏、エアチャイナの飛行機に4回乗った僕がエアチャイナの事実を暴露したいと思います!
僕がエアチャイナに乗る前に抱えていた不安を全て紹介しますので、このコーナーが皆さまがエアチャイナを選ぶか選ばないかのきっかけになったら嬉しいです。
Q1. エアチャイナってLCCなの?
A. エアチャイナはLCCではありません!
最近はエアアジアやピーチなどの格安航空会社(LCC)がたくさんありますよね。これらの飛行機はシート幅が狭かったり、預け荷物が有料だったりと空空券代が安い分、マイナス面も多めです。
一方で、エアチャイナは日系航空会社でいうとANAやJALと同じようなフルサービスキャリアです。荷物1つにつき23㎏以下であれば荷物も無料で預けられますし、機内食も出されますよ!
Q2. マイルは貯められる?
A. スターアライアンス加盟航空会社なら貯まります!
2019年10月現在の主なスターアライアンス系航空会社は以下の通りです。
どれも1度は聞いたことのある航空会社ではないでしょうか?これらの航空会社のマイルを貯めていれば、エアチャイナに乗るだけでマイルが加算されます!
日本人の方であればANAのマイルを貯められるのはメリットですね!僕もANAマイルを貯めているので、これもエアチャイナを選んだきっかけになりました。
通常は安い値段の航空券を購入するとマイルの精算率が悪いのですが、エアチャイナは50%が付きました!ANAやルフトハンザで15万円以上する航空券はマイル精算率がたったの30%だったので、とても得した気分になりました♪
残念ながらJALマイルを貯めることはできませんが、ANAマイルを貯めている方であれば非常にオススメですよ!
Q3. 日本人のCAさんはいる?
A. 日本発着路線は1人以上いました
「中国語も英語も話せないから、日本人の客室乗務員がいないと不安…」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。やはり中国の航空会社なのでほとんどのCAさんは中国の方でしたが、羽田出発・到着の便には日本人の方が乗っていました。何か困ったことがあっても日本語で対応できるのは安心ですね。
ちなみに中国人のCAさんは日本語を話せる人と話せない人がいましたが、北京からヨーロッパの便には1人も日本人の客室乗務員はいませんでした。英語はどのCAさんも話せそうでした。
Q4. ぶっちゃけ、機内は騒がしい?
A. 騒がしくないですよ!
「中国人はうるさいし、自己中でマナー悪そう…」
中国人にこんな印象を持ってないですか?実際、声が大きいのでうるさくは感じます(笑)。ですが僕は中国語を勉強していて、発音の難しさを実感しています。
中国語は声調という声のアクセントがとても重要で、これを意識しないと読み方は正しくても相手に言葉が通じません。なので自然と声が大きくなってしまうんですよね。多少うるさいと感じても、大目に見てあげてください。
マナーが悪い人は僕が見た限りいませんでした。飛行機に乗る際も降りる際も他人を押しのけて進むような人はおらず、みんな列を作って並んでいましたよ!機内が消灯しても中国人が騒がしくて眠れないなんてことはないでしょう。
気になったことを挙げるとすれば、トイレに行く人がやけに多かったので、通路側の席に座っていると通路を歩く人が気になって寝れないなんてことがあるかもしれません。僕は窓側席だったので全く問題ありませんでした。
着陸直前にトイレに行くと、トイレが汚くなっているかもしれないので、早めに行くことをオススメします。トイレにはハンドソープも置いてあるので、手はしっかり洗えますよ!
Q5. エアチャイナに乗って驚いたことは?
A. 機内でバナナを食べる人がいました(笑)
これはかなりビックリしました。オレンジを食べている人もいましたね。



機内がフルーツのいい香りで包まれた瞬間でした。
もう一つ面白かったのが、中国人の方は機内に水筒を持参する人が多かったです。中身が入っていると搭乗前のセキュリティチェックで没収されてしまうので、もちろん空の状態です。ではこの水筒をどうするかというと、CAさんに頼んでお湯やお茶を入れてもらっていました。
さらにその水筒が特徴的で、大抵はガラス製なのか中身が見えるものなんです。茶葉だけ入れておいて、そこにお湯を入れてもらっている人もいました。余談ですが、中国は冷たいものよりも温かいものを好む人が多いです。
これは北京空港内の制限エリアにあるケンタッキーにあった無料で飲める飲み物です。こういうのって冷水が入っていることが多いじゃないですか?残念、お湯です。
Q6. 機内食はおいしい?まずい?
A. おいしいもの7割、まずいもの2割、食べなかったもの1割でした
中国の航空会社の機内食はまずそうと思っていませんか?実際に食べてみると、おいしいものがほとんどでした。後ほど紹介するエアチャイナ搭乗記でも紹介しますが、羽田発の便で出されたちらし寿司は本当においしかったです!
逆に、おかゆはおいしくなかったですね…。一番の原因は味が無いことです。完全なる無味。塩分がないので、半分くらい食べたら味に飽きてしまいました。
唯一食べなかったものは発酵したアヒルの卵・ピータンです。この写真にある「上品」というのがピータンです。
完全な食わず嫌いなんですが、これだけは食べるのが不安だったので残してしまいました。
飛行機に乗る前~座席変更方法~



ここでは、電話でエアチャイナの座席指定を行う方法を解説します!
僕はエアチャイナの航空券をサプライスで購入しました。そうすると飛行機の座席指定をネット上で1度だけできる仕組みになっていました。
せっかく飛行機に乗るのだからと、まだ予約されていなかった窓側の席を今回搭乗した4便全てで選びました。この時の座席指定は4月下旬頃にしました。
そして月日が経って8月の中旬。3か月半ぶりに座席指定画面を見てみたら、4便中3便で座席が勝手に通路側に変更されていたのです!



飛行機の機材変更のため、座席の予約が自動的にリセットされてしまっていたようです。ですが1度座席変更をしてしまっていたので、インターネットで座席変更をすることはできませんでした。
エアチャイナの窓口に電話で連絡をすれば、まだ座席の変更は可能だったので、コールセンターに連絡してみました。
僕は平日の夕方5時頃に電話をしたのですが、10分ほどでオペレーターさんにつながりました。意外と混んでるみたいです。オペレーターさんに本人確認で聞かれたのは以下の3つでした。
- 搭乗者氏名(複数人いれば全員分)
- 999から始まる13ケタのチケット番号
- 旅程(「〇月△日のCA○○○便に搭乗予定です」といった感じ)
チケット番号はeチケット控えに記載されているもので、1人分だけ言えばOKでした。後はスムーズに座席変更ができるよう、空いている座席をあらかじめ調べておくと楽です。



対応してくれたのはおそらく中国人の方でしたが、日本語はちゃんと通じました。もしかしたら中国本土つながってたんですかね?
僕は無事に3便とも窓側席に再変更することができましたよ!
エアチャイナの座席変更で困ったことがあったら、遠慮せずに電話をかけてみるのがオススメです。
エアチャイナ搭乗記
というわけで、いよいよ初めてのエアチャイナ旅行をレビューしてみたいと思います。まず最初に、日本出発便の個人的なエアチャイナの感想をまとめました。
- チェックインは長蛇の列
- 日本発の飛行機は遅延が多い
- 機内は静か
- 日本語は通じる
- 機内食はまずくない
多くの人は日本国内から北京や上海へ出かける時に乗る機会が多いと思います。僕は羽田空港21時10分発、北京首都空港行きのCA422便に乗りました。まずはチェックインの時からまとめていきます。
チェックインカウンターで荷物を預ける
羽田空港国際線ターミナルには17時半頃に到着しました。だいたい空港には出発時刻の2時間前に着くのがいいと言われているので、だいぶ早かったです。ですが羽田空港は綺麗でお土産屋さんも多いため、早く着いても十分に楽しめますよ!
お店を見たりターミナル5階の展望デッキでくつろいでいたら、あっという間に19時過ぎになってしまいました。それでは搭乗券を受け取り、スーツケースを預けるためにチェックインカウンターへ向かいましょう。
エアチャイナのチェックインカウンターはLだったのですが、ここは空港の最も端にありました。端っこ過ぎて、最初はカウンターの存在に気づかなかったほどです(笑)
そしてようやくたどり着いたカウンターは出発時間1時間50分前くらいでこんなに大混雑…。150人近くは並んでいたと思います。
中国人は7割くらいという印象でした。
アメリカのパスポートを持っている人や、僕の最終目的地であったフランクフルト空港にもいた人(日本人も含めて)が何人かいたので、北京乗り継ぎで他の都市に行く人も多いようです。夜の便だったからですかね?
結局、並び始めてからカウンターまで40分以上かかりました。ここでは「羽田⇒北京」と「北京⇒フランクフルト」の航空券を受け取りました。
飛行機に搭乗する
セキュリティーチェックを受けて出国審査を終えたら、いよいよ飛行機に乗ります。
搭乗口は147だったのですが、おもいっきり空港の端でした…。エアチャイナさん、チェックインカウンターの位置といい、いじめられ過ぎじゃないですか?
搭乗時間になると、こんな感じで並んで飛行機に乗り込みます。奥の席の人から順に乗るというわけではなく、早く並んだ順で搭乗できる感じでした。
エアチャイナに乗る人の懸念事項として挙げられるのが、「飛行機の遅延」ではないでしょうか?これは僕もずっと不安でした。だって運行状況を確認したらエアチャイナってほぼ遅れてるんですもん…。例えばこれは2019年10月21日のエアチャイナ422便の運航状況です。
はい、しっかり20分遅れています。では次に同じ日の朝8時に出発する北京行きの便を見てみましょう。
この時間の便も遅れてます(笑)
北京が最終目的地の方であれば「20分遅れくらいなら別に許容範囲だよ」と思うかもしれませんね。問題は乗り継いでヨーロッパに行く方なんです。
以下は羽田21時発、北京0時15分着のCA422便でヨーロッパ各都市に行く場合の乗り継ぎ時間です。
パリ行きCA875 ⇒ 乗り継ぎ2時間
フランクフルト行きCA965 ⇒乗り継ぎ2時間5分
ミュンヘン行きCA961 ⇒ 乗り継ぎ2時間5分
バルセロナ行きCA845 ⇒ 乗り継ぎ2時間15分
エアチャイナのヨーロッパ便ってなぜか深夜発の便が多いんですよね。ミラノ行きなんて2時間も乗り継ぎ時間がないんです。これで飛行機の遅延があると怖いですよね…。
今回、僕が乗った日は、出発時点では遅れがなさそうだったので良かったです。
エアチャイナの機内
飛行機の中のエコノミークラスはこんな感じでした。夜便で北京までと国際線の中では比較的短距離の路線でしたが、パーソナルモニターも付いていましたよ!
ですが残念なことに日本語表示がありませんでした。「中国語・英語・フランス語」の3か国語の中から選ぶ感じでした。中国語でワールドマップを見ると、日本国内の地名が簡体字で表示されるので面白かったです。
今回はエアチャイナの飛行機に4回乗ったのですが、その中でも唯一の不満が以下の画像に写っています。
座席と座席の間の隙間が汚れていました…。北京から羽田に来る飛行機でこの席に座っていた人がオレンジジュースか何かをこぼしたんだと思われます。サービスの髪の毛付き(笑)
北京から羽田に着て、また北京に戻るという飛行機では、羽田の滞在が短すぎて清掃時間が確保できていないのでしょうか?席のシート自体は無害だったのですが、これは悲しかったですね。
飛行機が離陸してから1時間くらいたつと、機内食の提供が始まります。夜10時半前ということもあって量は少なく、全員同じものが提供されました。
今回はちらし寿司だったのですが、味もしっかり付いていて具材も柔らかく、とても美味しかったです!お茶はプーアル茶でした。
食事が終わって容器が回収されると、機内の照明が消されて睡眠タイムの始まりです。僕の前の席に座っていた中国人らしき人は照明が落とされてもずっとモニターで映画を見ていたので、明るいなーとは感じました。
出発時間も平常通りで問題なく北京に着くだろうと思って到着まで眠っていました。そして目が覚めて中国大陸が眼下に見えたころ、機内アナウンスがありました。
「北京の空港が混雑しているため、到着時刻が遅くなります」
最も起きてほしくないことが起きてしまいました。



結果、予定より15分遅れて北京首都国際空港に到着しました。
北京首都空港の乗り継ぎ方法!どれくらい時間がかかる?
15分遅れで北京に到着した今回。インターネットで「北京空港 乗り継ぎ」と検索すると、混雑していて長時間かかるという情報も多くありました。そのため、飛行機が遅れて到着した時は僕もかなり不安でした。
ですが、実際に飛行機を降りてから、乗り継ぐ飛行機の搭乗口がある制限エリアまでは40分で行くことができました。深夜ということもあってか、思った以上にスムーズに移動できました。
飛行機を降りたらこの写真の左側に写っているような看板に「转机(Transfer)」と書かれているので、それを目指して進んでください。乗り継ぎの人もそれなりにいるので、迷わずに進めますよ!
指紋登録マシン
乗り換えの方に進んでいる途中、このようなマシンが複数台並んでいるところがあると思います。これは指紋認証システムのようで、初めて中国に来た人は指紋を登録しないといけません。
指紋を登録すると「OK」と書かれたレシートが出てくるので、それを空港係員に見せないと乗り換え口に行けないようです。係員によってはレシートを見せなくても通れる場合があるかもしれませんが、スムーズに乗り継ぎをするためには指紋登録をしておいた方が無難です。
この指紋マシンは日本語対応しているので、中国語や英語が分からない方でも安心です!手順としてはパスポートをかざして人差し指から薬指の読み取り、親指の読み取りを行う感じです。数分で完了しますよ!
セキュリティーチェック
指紋登録が終わって乗り換え口に進んだら、面倒なセキュリティーチェックエリアに突入です。
2018年ごろまではセキュリティーチェックの前に係員が手動で航空券&パスポートチェックを行っており、それの列に長時間並ばないといけないようでした。
2019年9月時点ではこのチェックが自動化されており、認証ゲートのようなものに航空券・パスポート・顔を認証させるだけで簡単に突破できます。
なので、面倒な検査はこの後に通る荷物検査・身体検査だけですね。中国の手荷物検査・身体検査は日本よりも厳しいので、素早く突破するには以下のことに気を付けてください。
- スマホやパソコンはしまわずに出す
- ハンカチを含め、ポケットから物を出す
- ベルト、指輪、腕時計は外す
- お財布もカバンから出す
- 液体物も忘れずに出す
簡単に言えばポケットには何も入れず、付けておくのは眼鏡だけ、金属・液体類は係員の見やすいように全て出す。
これだけ徹底しておけば検査の再チェックはされないと思います。ペットボトル入りの飲み物は荷物検査で没収されてしまいますので、事前に飲み切ってゴミ箱に捨てておきましょう。
特に身体検査の再チェックを受けてしまうと、台に上がって係員に体をペタペタ触られてしまいますよ(笑)
深夜ということもあって、セキュリティーチェックは並び始めてから15分ほどで突破できました。身体検査が終わったらもう搭乗口や免税店のある制限エリアに到着です!
「法兰克福(ファーランク―フー)」でフランクフルトと読みます。
「意外と北京空港は混雑していて夜中でも大変かも…」と思っていたのですが、非常にスムーズに攻略できましたよ!羽田で預けていた荷物とも、無事にフランクフルトで出会うことができました。復路で早朝に北京空港を利用した際も全く同じ工程で、問題もありませんでした。
というわけで、今回の短時間乗り継ぎを経験して感じたことはこんな感じです。
今回は深夜に北京到着でしたが、日中はもう少し混んでいるかもしれないので、あくまで目安としてください。
中国~ヨーロッパ路線の搭乗記



乗り継ぎで別の国に行く便についての情報って少ないですよね…。ましてエアチャイナだと余計に気になる方も多いと思います。というわけで、僕が実際に「北京(PEK)⇒フランクフルト(FRA)」と「パリ(CDG)⇒北京(PEK)」までの飛行機に乗ったリアルな情報を公開します!
日本人のCAさんがいない
まず機内に乗り込みましたが、CAさんは中国人しかいなかったと思います。日本人はもちろん、ヨーロッパ系のCAさんもいなかったと思います。こうなると英語が苦手な僕にとって、一番の難関が機内食の選択でした。
夕食時にCAさんが「お粥するかビーフンにするか」を聞きに来たときのことです。やはり最初は中国人だと思って接してくるため、中国語で質問されます。僕は大学で中国語を勉強していてもオムレツとビーフンの単語は知らなかったので困りました。
僕が中国人じゃないと分かったらCAさんは英語で話しかけてくれましたが、それでも僕はメニューを理解できませんでした(笑)。
多分英語で「Porridge or rice vermicelli?」と言われたのですが、お粥も「porridge」と言われても分からなかったですし、ビーフンが「rice vermicelli」ということも知りませんでした。完全に専門外です。
最終的にCAさんが機内食のフタをを開けて中身を見せてくれたので選べましたが、この時はけっこう焦りましたね。日本語が通じない不便さを体感しました。
機内食
以下は機内食でビーフンを選んだ時のものです。
ビーフンもクロワッサンもトマトも、どれもみな美味しかったです!ビーフンは焼きそば感覚でするすると食べてしまいました。
次はあまり美味しくなかったお粥の機内食です。
お粥は無味だったので赤い袋に入っていたザーサイをのせて食べていましたが、ザーサイの量が少なくて残りのお粥を食べるのはきつかったです。
右上にあるヨーグルトは日本人であればスプーンですくって食べることが多いと思いますが、中国人はストローをさして飲むヨーグルトのようにしている人が多かったです。
僕もストローで飲んでみましたが、これは意外とアリだと思いました!
「北京⇒フランクフルト」のCA965便は、ちょうどロシアの首都・モスクワ上空を過ぎたあたりが朝食の時間となっていました。
朝焼けがとても綺麗に見えた写真です。日本からヨーロッパ方面に行く場合は時差がどんどん遅れていくため、時間が経つのが遅くなります。そのため朝にフランクフルト到着の飛行機からはずっと日の出状態が続いていました(笑)
機内では寝やすい?
中国からヨーロッパに行くのは10時間ほどかかるため、機内で眠ろうと思う人も多いでしょう。エコノミークラスは座席がフルフラットに倒せないため、深い眠りにつくには厳しいかもしれません。
僕は長距離便に乗ることが初めてで、過去に深夜長距離バスにも乗ったこともなかったため、座った状態ではあまり眠れませんでしたね。1時間おきに起きてしまう感じでした…。窓際の席なら窓に寄りかかれるので、多少は眠りやすいでしょう。
まとめ
乗客のマナーの悪さを実感することも僕が乗った限りではなかったため、安心して乗れる航空会社ではないでしょうか?僕はまた欧米に出かける際に航空券代が安ければ、エアチャイナに乗りたいです!
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